サイトの順位を上げるためには、SEO対策が必要です。ここでは、検索順位を上げるためのSEO対策で何をやったらいいのかを解説していきます。
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SEO対策とは「Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)」の略で、検索エンジン最適化を意味します。つまり、検索結果で「順位」を上げるための対策となります。
上位表示させるためには、Googleの評価基準に沿った適切なSEO対策を行い、ユーザーに有益な価値あるサイトを作り上げることが大切です。
SEO対策は下記のプロセスに沿って行っていきます。
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「キーワード選定」なしにSEO対策は始まりません。
キーワードの選定は、「なんとなく良さそう」や「人気があるから」など理由もなく安易に決めるべきではありません。
ある特定のキーワードで上位表示できてアクセスが増えたとしても、コンバージョン(売上や申込み)につながらないのでは全く意味がありません。
ここでは、SEO対策における正しい「キーワード選定」方法をご紹介します。
検索キーワードは、「検索ユーザーが何を考えているか」を明確に示しています。
逆にいうと、“ターゲットとするユーザーがどのような人物で、何をしたいのか”を紐解くことで、有効な検索キーワードを考えることができます。
「デザイナー 求人 京都」「アルマーニ スーツ 通販」など、コンバージョンに近く需要の高いキーワードを狙うのは確かに重要です。
しかし、ユーザーがアクション(購買行動)を起こすまでの前後には、無数に入り組んだ心理的変遷があり、検索行為もまたそれにあわせて行われています。
そのような”購買行動を起こす前後”のキーワードに目を向けることによって、幅広いユーザーから好まれるコンテンツがつくれるようになります。
これは、”カスタマージャーニーの考えからSEO対策キーワードを選定すること”と言い換えれます。
コンバージョンに近いキーワードだけでは、一部の限られたユーザーにしかアプローチできない
カスタマージャーニーに沿って考えることで、未認知層にアプローチできる
カスタマージャーニーの考え方では、検索キーワードを”1本の線”として考えましたが、それを拡張して「面」として考えてみましょう。
各キーワードを元に、色々なパターンを展開してみることで対応するキーワードのパターンを増やすことができます。
前述したのがキーワード選定(SEO対策)においての基本原則ですが、他にも「競合サイトを調査する」というやり方もあります。
高品質なウェブサイトは、色々なユーザーの要求に答えられるように有益なコンテンツを発信しています。競合サイトのコンテンツ構成や狙っているキーワードなどを調べることで、どのようなキーワードやコンテンツが重要なのか、ターゲットとなるユーザーが見えてきます。
「カスタマージャーニー」や「競合サイトを調査する」のも良いですが、SEO対策キーワードを見つけるためにツールを活用するのもSEO対策をする上での手段のひとつです。よく使われる5つのツールを以下にご紹介します。
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最近のSEO対策においては、「コンテンツの質」が重要視されており、ユーザーに有益なコンテンツを作り続けることが大切です。
SEOで対策するキーワードが決まったら、次にその検索キーワードで検索するユーザーが満足するような有益なコンテンツをつくりましょう。
コンテンツをつくる時に参考になるものをいくつかご紹介します。
Yahoo知恵袋をはじめ、「質問サイト」には問題を抱えた多くの質問者たちと、それを解決する答えが集まっています。
質問サイトで、SEO対策キーワードを入力してみると、そのキーワードで検索するユーザーのニーズを知ることができ、どのようなコンテンツをつくればユーザーの問題解決につながるかのヒントになります。
サジェストキーワードとは、検索ボックスにキーワードを入力すると、関連するキーワードをレコメンドしてくれる、便利な機能です。
「SEO対策」と入力すると「seo対策」「seo対策 基本」「seo対策 費用」「seo対策 方法」「seo対策 2016」「seo対策 札幌」「seo対策 キング」「seo対策 キーワード」などと、SEO対策に関連するキーワードが表示されます。
このように、入力したキーワードと一緒に検索されている関連のキーワードは、ユーザーのニーズが高いキーワードと言えるのでコンテンツづくりのヒントになります。
既に上位表示されている他サイトのページは、当然ながらコンテンツが評価されて上位表示されています。
そのコンテンツを分析し、そのページが持っているコンテンツを超え、持っていないコンテンツをつくりましょう。
上位表示されているサイトはSEO対策が施され、既にGoogleから評価されているページなので、ユーザーに対して有益な情報を発信している可能性が高いといえます。
それを念頭に、そのページを越えるコンテンツをつくることを意識しましょう。
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ユーザーに有益なコンテンツをつくったら、検索エンジンに正しく評価してもらうために、「内部対策」を行います。
SEO内部対策とは、SEO対策においてサイト内部の最適化を行うことを言います。内部対策では、主に下記3つの対策を行います。
タイトルタグは、検索で表示される大切な要素ですので、最適なタイトルをつけることはSEOにおいても重要です。
最適なタイトルタグの付け方について、Googleのガイドラインで下記のように言及しています。
参照:検索エンジン最適化スターターガイド
- ページの内容を適切に記述すること
- 各ページに固有のタイトルを付けること
- 簡潔で説明的なタイトルであること
タイトルタグは、検索時にユーザーが目にする部分ですので、ページの内容を簡潔に表す内容にすることが大切です。
また、タイトルの文字数が28文字を超えると「…」と省略されてしまうので、重要なSEOキーワードは最初の方に記述して28文字以内に収まるように設定しましょう。
メタディスクリプションに直接的なSEO効果はありませんが、検索時ユーザーが目にする部分で、サイト流入にとって重要な要素です。
SEOに関係ないから付けなくて良いなんてことはなく、しっかりと意識して設定しましょう。
検索ユーザーは、表示結果から自分の欲しい情報があるかを、タイトルと説明文(メタディスクリプション)を見て判断します。サイトの内容を簡潔に説明し、競合サイトよりも魅力的な文章にすることでクリックされる可能性が高まります。メタディスクリプションを最適化しクリック率を高め、サイト内への流入を増やすことは、SEO対策する上でも大切な要素です。
メタディスクリプションは、120文字を超えると「…」と省略されてしまうので、80文字~120文字以内が最適です。
見出しタグを最適化することで、サイトの階層構造を分かりやすく、ユーザーと検索エンジンに伝えることができます。見出しタグを使う上では下記のポイントが大切です。
alt属性は、直接SEOに影響はしませんが、検索エンジンに画像の内容を伝えるために必要な属性です。alt属性には画像の内容を簡潔に表す文言を入れましょう。
リンク構造の最適化とは、SEO対策において内部リンクを最適化することを言います。
Googleは評価する内部リンクの条件として次の2点を挙げています。
サイト内のページがリンクし合うことで、サイト全体が強化されていきます。
より関係の深いページにリンクを張ることで、ユーザビリティーが向上すると同時に検索エンジンからの評価も高くなります。
また、アンカーテキストはリンク先のページ内容を示したシンプルなものにし、キーワードに関係したテキストを設定するとなお効果的です。
これを繰り返していくことで、将来的にサイト全体がリンクポピュラリティーの高い構造になっていきます。
検索エンジンは、マークアップされた情報から要素の内容を理解していきます。
適切なマークアップは、検索エンジンから正しい評価をしてもらうために重要な要素です。HTML/CSS構造を正しく理解し、最適なマークアップを行いましょう。
html5とSEOについて、Googleは下記のように言及しています。
In short: our systems are pretty good at parsing the common kinds of HTML-like markup, including the various flavors of HTML and XHTML. As far as I know, our crawling and indexing systems currently don’t do anything special for HTML5, so there is no “bonus” for using HTML5 constructs, but similarly also generally no downside. That said, most of the pages with HTML5 markup that I’ve seen tend to be very clean – with little “cruft” and unnecessary elements. While having clean markup isn’t something that our algorithms explicitly look for, we occasionally see pages that are almost unparseable. Also, clean markup makes it much easier to maintain the website, easier to add new elements like microformats, and frequently makes the pages more portable across a variety of browsers and devices. So with that in mind, there’s nothing holding you back (from a search point of view) from creating an awesome site in HTML5
参照:公式ヘルプフォーラム
手短に言うと、HTMLやXHTMLなどを含む、一般的なHTML系のマークアップを私たちのシステムは非常に上手に解析できる。私が知るかぎりでは、私たちのクロールとインデックスのシステムは現時点ではHTML5を特別扱いしない。したがってHTML5で構成しても「ボーナス」は出ない。でも同じように(HTML5だからといって)マイナスになることもない。
とは言うものの、私が見てきたHTML5マークアップのページの大抵はとてもクリーンに作られている傾向にあって、お粗末だったり不必要だったりする要素がほとんどない。クリーンなマークアップを私たちのアルゴリズムが明確に求めているわけではないけれど、ときおりほぼ解析不可能なページに出くわす。
それに、きれいにマークアップしておけばウェブサイトをずっとメンテナンスしやすくなるしmicroformatsのような新しい要素を追加するのも容易になる。またさまざまなブラウザやデバイスにわたって移植しやすくなることも多い。
そう考えると(検索という観点からすれば)HTML5ですばらしいサイトを作ることをためらうことはない。
日本語訳参照:海外SEO情報ブログ
HTML5で作ったページは、SEOにおいて有利にも不利にも働かないと述べられています。
検索エンジンは、HTMLソース内の上部に記載されている内容ほど重要視する傾向にあるため、重要な内容は上部に記載するようにすると良いでしょう。
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SEO内部対策ができたら、サイト評価を高め上位表示するための「外部対策」を行っていきます。
外部対策とは、SEO対策において外部からのサイト評価を高める施策のことを言います。
外部対策は主に「被リンク対策」のことです。質の高い被リンクを多く集めることで、上位表示を実現できます。
たくさんの被リンクを集めることが、上位表示するために必要ですが、ただ単に数だけを見ているわけではありません。
下記だけを見れば、サイトAの方がサイトBよりも多くのリンクを受けているため、評価が高いのでは?と考えてしまいます。(これが数だけに着目した状態です。)
しかし、実際はその後ろにもある全体のリンクも見ています。
直接的な被リンクの数はサイトAの方が多いですが、全体的にみるとサイトBの方が「多くの支持票を得ているサイトから支持されている」ことになりますので、その分、価値の高いサイトであると判断できます。SEO対策を意識した被リンクではこの考え方が重要となってきます。
最近のSEO対策では、”コンテンツの質”が重要視されています。
だからといって被リンクの効果がゼロになったという訳ではありません。低品質なサイトからのリンクは確かに意味がないでしょう。
しかし、被リンクはサイトの評価(オーソリティ)を決める大切な要素のひとつです。
たくさんの被リンクが集まっているサイトは、ユーザーから支持されているサイトであるという概念は、今現在も変わっておりません。大切なのはその質です。上位表示を目指すウェブサイト運営者は、被リンクを集めるための施策(SEO対策)に尽力すべきです。
SEO対策をする上で、被リンクを集めることが”上位表示”につながると考え、自ら低品質な被リンクをたくさん張るなど誤った施策(SEO対策)を行うと、スパムと判断され検索エンジンから削除される危険性があります。
また今現在、自分の知らないところで意図しない被リンクが張られ、ペナルティを受けている危険性もありますので、外部対策(被リンク対策)は慎重に行いましょう。
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いかがでしたでしょうか。ここでは、「上位独占サイトが実践しているSEO対策の基本」をご紹介しました。SEO対策はウェブ運営者にとって大切なことですので、SEOの基本知識を覚えておくとよいでしょう。
上位表示を実現するためには、SEOの基本知識を理解し、「ユーザー検索意図」に答えたSEO対策 が大切です。
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