ここでは、順位上昇(SEO)のためにnofollow属性をうまく活用する方法について解説します。
nofollow属性とは、リンク先にリンクジュース(ページ評価)の受け渡しを無効化できる属性のことです。ページ内で設定しているリンクに対しnofollowを設定することで、「このリンクはたどらないでください!」と検索エンジンに伝えることができます。
サイトにリンクがあった場合は、Google検索エンジンは以下2つの作業を行います。
nofollowを設定した場合、上記の作業が行われず、サイト内にリンクが無かったものとして認識します。
nofollow属性が設定されていることでSEO的なデメリットはなく、検索順位の決定には影響しません。また、内部リンクにnofollowを設定しても意味がありません。
・信頼できないコンテンツ
サイトのリンク先ページのコンテンツを評価できない、あるいは評価したくない場合に設定します。
コメントスパムやサイトが不正行為者のターゲットとなる事を阻止することができます。
・クロールの優先順位
Googleに本来インデックスを優先させて登録したいページをクロールさせることができます。
信頼できないサイトへリンクする場合やリンク先のサイトを評価したくない場合には、nofollowをつけることをおすすめします。
ちなみに、Wikipediaは全てのサイトへのリンクにnofollowを設定しています。
nofollow属性の記述方法は、目的によって2つのパターンがあります。
1.ページ内に設定しているすべてのリンクを辿らないようにする場合
metaタグ内に下記記述を入れます。
<meta name="robots" content="nofollow" />
2.特定のリンクのみ無効にしたい場合
サイトの<a>タグ内に下記のように記述します。
<a href="たどってほしくないURL" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>
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