ページレイアウトアルゴリズム(Page Layout Algorithm)とは

ここでは、ページレイアウトアルゴリズムとは何か、SEOにどう影響するのかを解説します。

ページレイアウトアルゴリズムとは?

ページレイアウトアルゴリズムとは、アクセス時にファーストビュー(スクロールせずに最初に見える範囲)が広告によって埋め尽くされていると、ユーザーがコンテンツを見つけるのが困難で利便性が低いと判断し、そのページの評価を下げる、Googleのアルゴリズムの1つです。

検索エンジンを使って何か調べものをしていると、時折、アクセスした瞬間に広告ばかりが目について、スクロールして探さないと情報を見つけられないようなレイアウトの悪いページに出くわすことがあります。ユーザーは検索エンジンに対して"検索クエリ(検索目的)の迅速かつ正確な答え"を求めていますから、このようなページが検索結果の上位に表示されると、検索ユーザーの利便性が著しく損なわれてしまいます。

多くのアフィリエイターは「広告」がサイト運営の貴重な収入源であることから、ユーザーの利便性よりも"広告収入の増加"を優先してレイアウトを構成するページが、後を絶ちません。
その対策としてGoogleは「ページレイアウトアルゴリズム」を導入し、そのような利便性の悪いページの評価を下げて検索結果の上位からなくすことでユーザーの利便性向上につとめました。ページレイアウトアルゴリズムが導入された時期は正確には不明ですが、2012年に初めてのアルゴリズム更新が実施され、2014年7月現在までには合計"3回"の更新が行われています。そして、その度にGoogleの検索順位の変動に影響を及ぼしてきました。

このように、ページレイアウトアルゴリズムは"Googleの検索順位に直接影響してくるアルゴリズム"ですから、ウェブマスターはページレイアウトアルゴリズムの仕組みを理解して、SEOで対策するべきかどうかをしっかりと知っておく必要があります。

ページレイアウトアルゴリズムの仕組み

それでは、ページレイアウトアルゴリズムの仕組みについて、詳しく説明していきます。
まずは、ページレイアウトアルゴリズムが対象とする"ページの範囲"についてですが、このアルゴリズムはページ全体のレイアウトを調べるわけではなく、アクセスした瞬間の「ファーストビュー(スクロールせずに最初に見える範囲)」で見える広告の割合を見ています。

ページレイアウトアルゴリズムでは、このファーストビューにおける"広告とコンテンツの割合"を判断して、ページを評価します。具体的には「広告の割合が高すぎて、メインコンテンツの邪魔になっていないか」を判断しています。もし広告がコンテンツを邪魔していると判断した場合にはそのページと、ページを掲載しているサイト全体の評価を下げます。

ただし、ここで勘違いしてはいけないのは、ページレイアウトアルゴリズムが"ファーストビューに広告を設置すること"を制限するものではないということです。つまり、コンテンツを見つけるのに支障がない範囲であれば、ファーストビューに広告を設置していても問題にはなりません。
ここで、注意しなければならないことが1つ。それはデバイスの違いによって引き起こされる"ブラウザの表示領域の違い"です。「デスクトップPC」「ノートPC」「タブレット」「スマートフォン」などデバイスの種類が違っていたり、デバイスが同じでも機種が違っていたりすると"解像度"が異なることがあり、同じページであってもブラウザに表示される範囲が違ってくることがあります。

一方のパソコンでは、ファーストビュー内のコンテンツと広告の比率が適切に見えても、もう一方のパソコンで見ると広告の割合が高く見えてしまうことがあるのです。
環境によっても見え方が変わってくるため対策は難しいですが、そういった見え方の違いも念頭に置きサイトを作成する必要があります。

ページレイアウトアルゴリズムへの対策

ページレイアウトアルゴリズムがSEOの検索順位に影響する割合はわずか1%未満だとGoogleは明かしています。

極端に広告で埋め尽くされたコンテンツは良くありませんが、そこまでシビアに考える必要もないかと思います。大切なのは、ユーザーが見やすいかどうか"ユーザー目線"に立って確認し、利便性を欠きそうな場合は改善するようにしましょう。

ユーザー利便性の高いサイトを目指そう

「ページレイアウトアルゴリズム」は、普段サイト運営をしている限りでは適用されることが少ないので、ほとんどのウェブマスターは対策を実施する必要がありません。ただし、ファーストビューのレイアウトを意識的に改善していくことは、アクセスアップや広告収入の増加につながりますから、積極的に実施していくといいでしょう。

Googleが提供している『Browser Size』などのツールを使えば、解像度ごとのファーストビューの見え方を確認することができます。広告とコンテンツの量を調節したり、時にはデザインを大幅に変えるなどして、多くのユーザーにとって利便性の高いレイアウトを目指していきましょう。

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